2024年7月27日(土)に、行われたパリ五輪の開会式での演出が芸術的だけど怖すぎると賛否両論でしたね!
一際注目を集めたのが、建物の窓際で切られた首を抱えたマリーアントワネットが突然歌い出し、炎が噴出する中で、ヘビーメタルバンド『ゴジラ』の激しい演奏が始まり、最後には血しぶきを連想させる赤いテープが噴出されるという演出!
何度映像を見返しても、これまでのオリンピックでは見たことがない衝撃でしかありません。
ネット上では、「日本でやったら一発アウト」「知る限りで最狂」といったコメントが溢れ、話題性と言う意味では、大成功を収めた演出ですが、一体、演出家は誰だったのでしょうか?
調べてみると、トマ・ジョリーという名前が出てきましたが、wiki経歴もチェックしていきましょう!
本記事では、
- 開会式の演出家は誰?
- トマ・ジョリーのwiki経歴
- パリ五輪でのマリーアントワネットの怖すぎる演出の詳細!
について紹介していきます!
Contents
開会式マリーアントワネットの演出家は誰?
パリ五輪の、開会式でマリー・アントワネットの衝撃的な演出を担当した演出家は、俳優兼演出家のトマ・ジョリー(トーマス・ジョリー)さんです!
開会式と閉会式どちらも演出を担当しています。
- 名前:トマ・ジョリー(Thomas Jolly)※英語圏では、トーマス・ジョリーと発音するが、フランス語では、Thomasと書いてトマと発音する。
- 生年月日:1982年2月1日(みずがめ座)
- 年齢:42歳
- 出身地:フランス・ルーアン
- 職業:俳優・舞台演出家
- その他:同性愛者であることをカミングアウトしているオープンリー・ゲイ
トマ・ジョリーのwiki経歴
トマ・ジョリーさんは、幼少期から、劇団に所属して演技の腕を磨いてきた、いわば英才教育を受けてきたエリートです!
その後、ジャンヌダルク高校に進学し、演劇クラスで更に技術を磨いたトマ・ジョリーさん。
カーン大学で演劇の学位を取得、ブルターニュ国立高等劇場で演劇について学んだ後、2006年に自身の劇団「ラ・ピッコラ・ファミリア」を作り、幼い頃からの俳優と演出家の夢を叶えました。
活躍の場は、次第に演出家に比重が置かれるようになり、フランス国内では、古くからのしきたりや風習、環境、ジェンダーなど社会の様々な問題に切り込む、革新的な舞台演出が評価され、モリエール賞を受賞した経歴もあります!
2020年には、国立演劇センターの芸術監督に就任し、さらに活躍の場を広げていきました。
このような輝かしい経歴と才能に加え、トマ・ジョリーさん自身がオープンリー・ゲイであること、フランス国内では政界、スポーツ界などでLGBTQへの理解が進み始めていることなどもあり、パリ五輪での演出家に選ばれたのではないかと考えられます。
これを機に、フランス芸術への注目が高まるとともに、世界的にLGBTQへの理解が進むと良いですね!
パリ五輪でのマリーアントワネットの怖すぎる演出の詳細!
マリー・アントワネットの演出が怖すぎると言われている理由は、以下の5つです。
- 冒頭、マリー・アントワネットが幽閉されたという建物『コンシェルジュリー』の窓際で、首を持ったマリー・アントワネットらしき人物がアップで映し出される。
- 突然、その首が歌い始める。
- フランス出身のヘビーメタルバンド『ゴジラ』によって演奏される激しい曲調の楽曲。
- 曲に合わせて、セーヌ川沿いに噴出され続ける巨大な炎の数々。
- 曲の終わりに噴出された、しぶきのような大量の赤いリボンテープ。
個人的には、平和の祭典としての意味合いもある五輪で、恐怖心を煽る激しい演出には少し違和感がありました。
録画放送やニュースなどでは、カットされていたようですが、生放送を見ていた子ども達は、かなり恐怖心を覚えたのではないかと心配してしまいます。
また、脱プラスチックを前面に打ち出し、環境保護を重要視しているのだと思っていましたが、炎の演出で相当な燃料を使ったであろう点や、大量の赤いテープがセーヌ川に落ちた後に全て回収しきれたのかという環境面も非常に気になりますよね!
開会式マリーアントワネットの演出に対する世間の反応
パリ五輪の開会式を見た人からは、マリーアントワネットの演出について様々な声が上がっています!
マリーアントワネットとか、多様すぎる出演者とか、五輪の旗反対とか・・・
自分が知る限りでは、最狂の開会式だった。
マリーアントワネットの演出怖すぎてテレビ見るの消しちゃいました。
マリーアントワネットの演出、ある意味すご過ぎましたね!
今回、初めてフランス国家の歌詞を見たけど、なかなか激しくて驚きです。
やはり、演出への恐怖心や違和感が表れたコメントが多いですが、中には、トマ・ジョリーさんの斬新な演出に対する肯定的な意見も見られるといった状況です。
トマ・ジョリーのコメント
マリーアントワネットの演出に対する世間の声を受け、トマ・ジョリーさんは、次のような反論をしています。
- 演出は、劇場的な効果を狙ったもの。
- 王妃の化粧は、無表情なプラスチック風にした。
- 全ての演出は芸術表現のために行ったもの。
- ギロチンという道具を美化する目的は無い。
- 我が共和国の価値観『自由、平等、友愛』を確認することが目的だった。
- 今回の演出(作品)が分裂や憎悪をかきたてる材料になっているとしたら、非常に残念なことだ。
芸術表現は、発信者側の意図と、受信者側の解釈が必ずしも一致するわけではないのが難しいところですね。
まとめ
今回は、『開会式マリーアントワネットの演出家は誰?トマ・ジョリーwiki経歴を紹介!』というテーマでお届けしましたが、いかがだったでしょうか?
以下、本記事の情報のおさらいです!
①開会式の演出家は誰?
パリ五輪の、開会式でマリー・アントワネットの衝撃的な演出を担当した演出家のプロフィールは以下の通り。
- 名前:トマ・ジョリー(Thomas Jolly)※英語圏では、トーマスと発音するが、フランス語では、トマと発音する。
- 生年月日:1982年2月1日(みずがめ座)
- 年齢:42歳
- 出身地:フランス・ルーアン
- 職業:俳優・舞台演出家
- その他:オープンリー・ゲイ
③トマ・ジョリーのwiki経歴
- 幼少期から、劇団に所属して演技の腕を磨いた。
- ジャンヌダルク高校に進学し、演劇クラスで更に技術を磨いた。
- カーン大学で演劇の学位を取得。
- ブルターニュ国立高等劇場で演劇について学んだ。
- 2006年に自身の劇団「ラ・ピッコラ・ファミリア」を作った。
- フランス国内では、革新的な舞台演出が評価され、モリエール賞を受賞!
- 2020年には、国立演劇センターの芸術監督に就任。
- このような輝かしい経歴と才能に加え、トマ・ジョリーさん自身がオープンリー・ゲイであるというアイデンティティもパリ五輪演出家に選ばれた理由の一つではないかと考えられる。
③パリ五輪でのマリーアントワネットの怖すぎる演出の詳細!
- 冒頭、マリー・アントワネットが幽閉されたという建物『コンシェルジュリー』の窓際で、首を持ったマリー・アントワネットらしき人物がアップで映し出される。
- 突然、その首が歌い始める。
- フランス出身のヘビーメタルバンド『ゴジラ』によって演奏される激しい曲調の楽曲。
- 曲に合わせて、セーヌ川沿いに噴出され続ける巨大な炎の数々。
- 曲の終わりに噴出された、しぶきのような大量の赤いリボンテープ。
衝撃的かつ印象的な演出で話題となった、トマ・ジョリーさんが、今後、どのような演出を見せてくれるのか注目ですね!
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